ケリ ストラップ作り

掲載日:2022.06.12

こんにちは!千歳サケのふるさと村 教授会です。

 

私たちは普段、サケのふるさと千歳水族館にて、オレンジのジャンパーを着てお客様をご案内したり、イベントのお手伝いなどのボランティア活動をしております。

さて、某日

ケリ ストラップ作り を行いました。

ケリとは、

アイヌ語で靴のことです。

 

アイヌはかつてサケの皮で靴や帽子を作っていました。

当時の作り⽅をできる限り忠実に再現したものが、千歳水族館2階に展示しています。
縫い⽷にはヤギの腸(本来は腱)、ヒモにはシナの木の皮を使⽤しています。
ケリの中にはシナの木の皮を敷いています。靴下に編んで使⽤する場合もありました。

※参考:https://chitose-aq.jp/ainu.html

 

今回は、アイヌの大切な文化であるケリを身近に感じでもらえるように、

本物のサケの皮を使ってケリ ストラップを作りました。

これから、手順をご紹介していきます。

①サケの皮を型紙に合わせて切ります。

②糸通し用の穴をあけます。

③鱗がついたザラザラした面を外側にして、毛糸で縫い合わせていきます。

④中に緩衝材を入れて、ストラップの金具をつけて出来上がり!

ひとつひとつ丁寧に作っていきます。

2時間くらいかけて、合計20個ほど完成しました!

出来上がったケリストラップは、千歳水族館の売店でも販売しておりますので

気になる方は、売店で探してみてくださいね!