サケの遡上が最盛期を迎えています
掲載日:2022.10.03
こんにちは、千歳サケのふるさと村 教授会です。
私たちは普段、サケのふるさと千歳水族館にて、オレンジのジャンパーを着てお客様をご案内したり、イベントのお手伝いなどのボランティア活動をしています。
さて、今年もサケがたくさん遡上する時期になり、千歳水族館が一年で最も賑やかな季節🍂になりました。
今シーズンは7月21日にインディアン水車で初めてサケが捕獲され、以降9月末までに86776匹のサケが捕獲されました。これは去年の同じ時期に比べて2万匹以上多く、この調子で今年は例年より多くのサケが千歳川に帰ってきたらいいなと思っています🐟🐟🐟
←10月5日の水中観察窓の様子
さて、千歳水族館ですが9月3日から館内の中水槽で千歳川に遡上してきたサケの展示、円形小水槽でベニザケの展示を行っています。(今年はカラフトマスが不漁で展示は厳しそうです( ; ; ))
←綺麗に婚姻色が出ているベニザケ
中水槽ではオスのサケ同士がメスのサケをめぐって噛みついて争ったり、オスのサケとメスのサケが寄り添って泳いでオスが体を震わせて求愛したり、メスのサケが底の砂利を掘ったりする様子が観察できます。運が良ければ水槽内で産卵する姿も見られるかもしれません。
↑中水槽を泳ぐサケと水槽内で産卵したサケの様子
館の外に出てインディアン水車橋から川を見下ろすとたくさんのサケとウグイの影が観察でき、インディアン水車では時間が合えばサケが捕獲、車に積み込まれる様子が見られます。
↑ 私たち教授会はこのように館内や橋の上でオレンジのジャンパーを着て解説を行っています!(写真は水中観察窓)
今の季節はサケに関する質問をしてくださるお客様も多く、とてもうれしく思います。
皆さんも何か質問や気になったことがあれば気軽に声をかけてくださいね!
まさに「今が旬✨」の千歳水族館へぜひお越しください!!