河川調査へ行きました!
掲載日:2021.12.11
こんにちは!千歳サケのふるさと村 教授会です。
私たちは普段、サケのふるさと千歳水族館にて、オレンジのジャンパーを着てお客様をご案内しております。
それだけでなく、水族館の業務のお手伝いや楽しいイベント企画など、様々な活動をしております。
今後はそんな我々の様子をHPにてお知らせしていきたいと思います!
さて…
10月某日、某所にて河川調査へ行ってまいりました。
なんでも、運が良ければワカサギがみれるのだとか。
皆さんはワカサギってどんな場所にいると思いますか?
北海道では、氷の上や清流でワカサギ釣りが体験できるツアーなどがありますね。
今回我々が飼育員さんに連れられたのは氷の上でも清流でもなく…
下水が流れ込むコンクリート張りの川。
こんなところにいるの!?と思いきや、
ベテラン会員や釣り好きメンバーは泳ぐシルエットで魚を見分けていました。すごい!
ドジョウ、トゲウオの仲間、水生昆虫といった多様な生態系を間近でみることができました。
キバナオニグモ。
北海道と下北半島でしか見られていません。本州出身の会員も多く、その色から毒があるのではないかとビビッておりました。
トミヨ淡水型とエゾホトケドジョウ
エゾホトケドジョウのヒゲは8本(4対)です。
フクドジョウ
ダイナミックに動くのでお顔が上手く写っていませんが、
フクドジョウのヒゲは6本(3対)です。
お魚ごとの顔つきやヒレの形の違いはぜひ水族館で確認してくださいね。
汚れた水と草木をかき分けること一時間…
ワカサギも3匹だけ採れました。まだ時期が早かったかな。
トミヨに紛れるワカサギ。光の透け方が違います。
どれがワカサギか分かりますか?ぜひ千歳水族館で確認してみて下さい。
ワカサギは当館の大水槽横、円柱水槽にて、
ドジョウ・ウグイ・トミヨは千歳川ロードにて展示されています。
是非ご覧ください!